2019年度 第3回土曜環境サロンinエコハウス
『あなたの知らない「貝」の世界inエコハウス』開催しました!!
- 日時:令和2年1月25日(土)
- 話題提供:内藤 善太(いしかわ自然学校インストラクター)
~もっと身近に!『いしかわの海』を感じよう~
海岸に流れ着いたプラスチックごみ、流木、生活用品、ビニール、缶、びん、釣り糸、石、貝殻・・。
それぞれに原因があって石川にたどり着いた、様々な現状が見えてくる気もします。
近年の地球温暖化、環境問題をも考えさせられます。
今回のサロンは、貝が大好きないしかわ自然学校インストラクター内藤善太さんが登場。
実は意外と貝の生態は知らないことが多いかも。
思いっきり「貝」の世界を体験してみました!
海と貝にまつわるおもしろエピソードや不思議体験、珍体験のお話とともに、多種多様な貝の見分け方を学び、図鑑とにらめっこ。
貝の同定をしながら、オンリーワンのオリジナル標本を作りました。
素材選びに一生懸命です。
最後に、貝について質問タイム。400年も生きる貝がいる事、巻き貝は右巻が多数、主にプランクトンを食べている等、貝の知らない世界を垣間見る機会となりました。
貝は奥が深くまだまだ解明されていない事も多いそうです。
貝に興味を持ち、いしかわの海を取り巻く課題や将来を、どこかで意識し、海に出かけてみるきっかけになればと願っております。
<参加者より>
- 貝類は虫の次に種類が多いと知ってびっくりしました。イカやタコはクラゲなどと同じ種類だと思っていた。貝類と知って、だから骨がないのかなと納得しました。人間の4倍以上も生きるアイスランド貝がいるなんて初耳でした。
- 海岸清掃をしましょう。標本作りは楽しかった。貝の標本を作るとき、友達と一緒におもしろい貝や、きれいな貝、小さい貝などを見て、話したり笑ったりできたので、良かったです。それから貝の仲間にタコやイカが入っていて、びっくりしました。
- 今日、参加させて頂いて我が石川県の環境の事を深く知る事ができた。
- 学生の頃、増穂が浦海岸の貝をひろって、夏休みの工作にしたことがありました。クルミは海で取れるものと思っていました。貝が大好きな講師から貝のことをいろいろ教えてもらえて本当に楽しかったです。標本をオシャレに仕上げる材料、道具の準備も嬉しかったです。ありがとうございます。今回のように、楽しく参加出来ると嬉しいです。知らないことを知るきっかけになります。
- 最初はあんまり貝に興味がなかったけど、貝を選ぶとき、色がキレイだなとか、変な形だなと思いながら探して、とても楽しかったです。もう一個作りたいけど、とても時間がかかるので、できなくて残念です。
- 夏、子どもと海に行って貝拾いをしながら”なんて名前の貝なんだろう”と思っていました。今回、調べる機会をいただき、おまけにステキな講義や標本も出来、とても楽しい時間となりました。ありがとうございます。
- 環境意識が高い人がたくさん参加されて、良い交流ができました。貝の分類は分けるのに時間がかかることが多く、難しいものだと思いました。工作は楽しく、2時間があっという間に済んでしまいました。
- 大好きな貝を作っての作業、楽しく出来ました。名前調べに苦労しました。スタッフの皆様、ありがとうございました。